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昼間に転寝をしていたときの夢。なーんだかはっきり覚えてんだよなあ。ネタにメモしときます。
* * *
―――ザァ、ザザザ、ザザッ・・・それでね、私テレビの裏が怖くって、ああ怖い怖いって思いながらね、毎晩寝てるのよ・・・布団・・・ザザッ・・・向けて、見ないように。でも・・・ザァ・・・って置けないじゃない。次の日には引越・・・来るって言うのに、テレビだけ・・・訳にもいか・・・ザザザッ・・・から、ああ怖い怖いって思いながら覗くのよ・・・の裏を。あーあ随分・・・ザッ・・・ってたな埃って、手え汚れるわって思って、覗くじゃない?・・・ザザ・・・たら、居たのよね・・・ザザザザ・・・ザザッ・・・居たの。居たのいたのそこに!!・・・気味悪くって・・・のまま・・・・今も・・・ザア、ザザザ、ザアアア―――
「・・・これ、どう思う?」
「どう思うって、そもそもなぁにこれ」
「録音テープ」
「分かってるわよ。て言うか、誰?女の人でしょう、これ。浮気の告白?」
「違うよ、違う。何か思わない?」
「ノイズが入りすぎてるわ。大体、いつ撮ったのよ」
「・・・・・さっき」
「さっきってあたしが寝てた時間よね。そんな時間に女の人家に上げて何やってたのよ」
「・・・上げてないんだよね」
「は?じゃあこれ、何?」
「本当は君の寝言を取ろうと思って・・・ごめんなさい叩かないで。こっそりさっき置いておいたんだ、顔の近くに」
「それで?」
「撮れたのが、これ」
「待って待って、じゃあこれは私の寝言?」
「ううん違う。君の声はもっと高い。それに、さ、これ、ちょっとだけ離れたところから、小声で喋ってる様な声でしょ。これ、機能悪いから近くの音しか拾えないんだ」
「・・・うん・・・あ、待って・・・待って、まってあんまり聞きたくないなその続き」
「ごめん、僕だけ怖いのいやだ」
「なにそれぇ!ひどいよもう・・・」
「ごめんね、大体、君の耳元で、喋ってるんだ、この声。それも耳のすぐ近くで」
「やだって言ったのに!」
「誰だろう・・・」
「知らないわよぅ・・・ねえ、もしかしてここの家賃安かった?」
「安かった」
「馬鹿ッ!!だからいっつも言ってるじゃない、そこひとつだけ安いところは駄目だって・・・」
「うう・・・ごめんなさい」
「でも、そうよ、今まで見えてなくて、今日撮ったときだけ聞こえたんなら、撮らなければ良いわよ。そうすりゃ無いも同じよ」
「・・・強いなぁ」
「わたし、支障が無ければ平気だもん。これからはもう何かここで撮ろうとしないこと。大家さんに詮索も無しよ!」
「はい」
「よろしい!」
「強いなぁ」
「まあね。ああ、怖がって損した気分。あーあ。あ、ねえ今日テレビって、何か面白いのやってたっけ」
「はい、新聞」
「うーんと、あ、これもうテレビでやるんだ。予約しとこっと」
「あ、ねえ、」
「リモコンない?あーいいや、直でやっちゃお」
「なあ、テレビって・・・さっき」
「わ、何か埃すごいよ!?いつからあったんだっけこれ」
「・・・それ、据え付けだったよ。入ったときからあった」
「ふぅん。ねえ、本当に埃すごいわよ。裏とかこのままだと火事になっちゃうかも」
「あ、ちょっと、テレビの裏はさ・・・!」
「・・・・・・・あ、」
* * *
ここでお終いでした。なんだったんだろう。ホラー路線?何故かすごく音声だけ覚えてる。そもそもこの二人は誰なんだ。恋人同士なのか?
ていうか、うん、テレビの裏って・・・何が居たんだろな、とか、この後どうなったん、とか・・・まあ、夢ですしね。
生々しいなぁ。